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今日は東京都内へ仕事がてら、東京駅、東京ステーションギャラリーで開催中の岸田劉生展に行ってきた。彼の作品には、描く対象への執念のような追及があり、何か妖気のような、ちょっと怪しげな印象を持つ。今回のようにたくさんの劉生作品を一度に鑑賞できるチャンスはなかなかないだろう。この、妖気のせいか、平日のせいだろうか。今日は思っていたよりも来場者が少なくて、ゆっくり、じっくり鑑賞できたのは幸いだった。今回は油彩画だけではなく、彼の日本画も観る事が出来る。彼の日本画には、独特なセンスが生かされていて、また素晴らしい。東京では10月20日までの開催ではあるが、興味のある方はぜひご来場されたい。