仕事を始める前には、処置前の状態を必ず写真を撮る。撮影時にはカメラがきちんと正対する様に水準器でカメラの位置を確認し、ピントを合わせる際にはカメラのオートフォーカスでは若干ピントが甘くなることがあるので、必ず専用のルーペを装着し、肉眼で確認してから撮影する。
一枚物の紙資料や版画作品など、薄手の資料や作品を撮影するときは三脚を使って上方より撮影することがある。三脚は中型の大きなカメラでもしっかりと支えられる丈夫なものを用い、撮影時にはレリーズ(リモートコントローラー)など使ってカメラ本体に触らず、極力振動を与えずに正確なピントを目指す。